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2024.06.03
二桁の引き算
こんにちは、アヴァンティのKRです。
 
 4月1日に新卒採用で入社した若者の社内研修をやっています。
 期待の新人なので研修にも熱が入る訳ですが、先日、ちょっと気になることがありました。
 ネットワークの研修にて、引き算の際に私としてはなんとも不思議に感じる計算のやり方をしていたので、「なんかおかしくない?」という話をしたんですよね。
 何かというと、例えば‥‥
 
 64ー16
 
 ‥‥という計算をおこなうとします。
 
 先ず一桁目です。
 4から6は引けないので、二桁目から1、つまり10を借りてきます。
 10から6を引いて残りは4となり、元々の4と足して一桁目は8になります。
次に二桁目です。
 6から1を貸したので残りは5となり、5から1を引いて残りは4です。
ですので、答えは48となります。
 
 私はこのように解きます。
 このように計算すると習いました。
 ですが、期待の新人は一桁目を計算するのに
 
 4から6は引けないので、二桁目から1、つまり10を借りてきます。
 元々の4に借りてきた10を足して14となり、14から6を引いて残りは8になります。
 
 という計算をしていたんですよね。
ちょっと言い方が難しいのですが、「10から6を引いて、4を足す」なら一桁の計算で済みますが、「4に10を足して、14から6を引く」だと二桁の計算になりますよね。
 どうして、わざわざ計算を複雑にしているのでしょうか?
 
 数式で書くと
 (10-6)+4
 と
 (10+4)-6
 で、どちらの方が暗算するのに向いているかは一目瞭然な気がするのですが。
 
 この話を他の社員にしたところ
 「今はそうやるみたいですよ」
 「うちの娘もそういう計算をしていたので、ややこしくないかと言ったんですけど、学校ではこう計算するように習ったと言ってましたよ」
 とのこと。
 
 んーーーーーーーー、私がオッサンだということですか??(苦笑)
 
 いつから、は別に良いんですけど、どういう理由でこういう(より面倒そうな)計算のやり方に変わったんですかね?
どういう経緯でそうなったのかを知りたいところです。

