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2025年03月
2025.03.28
生活の質
こんにちは、アヴァンティのKRです。
 
 うちの会社は創業時から社員の生活の質の向上を謳っています。
 ザックリ言うと、労働と収入と生活のバランスが大事だ、ということですね。
 ワークライフバランスとか言われていますが(ちょっと古い?)、そんな言葉が出てくる前から
 「そこそこの労働、そこそこの収入、そこそこの生活」と言っていました。
 いやぁ、やはりうちは零細企業ながらも先進的な会社ですね(笑)
 
 生活の質の向上って何だ?
 というと採用情報にも書いてありますが、「働いたら、働いた分だけ貰う」というのが端的な表現でしょうか。
 今、担当している仕事が幾らで契約しているものなのかを開示しているので、「もっと給料が欲しい」のであればそういう仕事に変更すれば良いですし、「もっと自由な時間が欲しい」のであればそういう仕事に変更すれば良いだけです。
 ただ、当たり前ですけれども、金額の高い仕事は難易度が高く、高度なスキルが求められますし忙しいです(し、仕事で同僚となる人達のレベルも高いです)。
 暇な仕事は難易度が低い単純労働になり、金額も低いです(し、仕事の同僚となる人達のレベルも低いです)。
 
 常識的に考えて「難易度が低く金額が高く暇な仕事」なんてものはありません。
 すべて、バランスです。
 
 さてさて、生活の質の向上が一番大事なことなので、住環境というものも重要です。
 今はリモートワークによる在宅勤務が大半なので、自宅が快適でないと仕事し辛いよね、ということがあります。
 ただ、自宅では仕事ができない、という人もいるので、そういう人は事業所に出てきて仕事をするのでも良いです。
 選択の余地があるなら、自分のやり易いようにすれば良いです。
 
 ここで大きな勘違いがあったりするのですが
 
 リモートワークによる在宅勤務が大半
 
 と「大半」なので、完全リモートワークではないです。
 顧客は月に数回くらいはオフィスに出社して下さいと言ってきますし、クラウドではないオンプレミスの案件だとネットワークやサーバの構築作業は現地に行く必要があります。
 フルリモートにできればそれに越したことはないですが、リモートではできないことは確実に存在します。
また、仕事によっては顧客が「毎日ここに来て、ここで作業をやって下さい」と言ってくることもあります。
ですので、どこに住んでいるのかが重要になってきます。
顧客は、顧客のオフィスや予定されている作業場所から遠いという人を嫌がります。
 また、アヴァンティとしても、新入社員の間は集合研修をおこないますので、事業所や研修会場からあまりにも遠いという人は好ましくありません。
 そもそも、生活の質が大事だと言っているのに「通勤に2時間以上かかります」とかは論外ですよね。
 片道2時間だったとしても、往復で4時間かかり、1日24時間のうち1/6が通勤時間に費やされるって、それで生活の質が確保できるとは到底思えません。
 
新入社員研修が終わって仕事が始まれば給料は担当している仕事に合わせてガンガン上がりますし、研修で事業所に日参することもなくなります。
そうなれば「客先(横浜か都内)からあまりにも遠い」とかでなければどこに住もうが好きにすれば良いのですが、そこに至るまでが問題なんですよね。
これら課題について勘案し、新入社員については入社から2年間は住宅手当を倍にすることにしました。
うちの事業所の周辺なら、4万円前後で程々のワンルーム物件を借りることができますから、多少は持ち出しも軽減されるでしょう。
また、2年じゃ不十分という意見もあるので、3年に変更するかは状況を見つつ検討中です。
何れにしても充実した生活を送ることができるように環境を整えること、これがまず第一だと思います。
移動に費やす時間、お金、体力、精神力って本当に無駄ですよ。
 ちなみに、私は今も相変わらず引きこもりの生活を続けており、生活は充実していると自負しています。
 反面、たまに出掛けると物凄く疲れます(苦笑)
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