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2023.02.14

社長はHALの卒業生です

こんにちは、アヴァンティのKRです。

唐突ですが、うちの社長はHALの卒業生です。

まだ学校名が「コンピュータ総合学園HAL」だった時代の大阪校の四年制に通っていました。
校舎が梅田スカイビルの隣に建っていた時代の話です。
「IBM、日立、先進のサポート」と謡っていた時代の話です。

えらい昔の話ですね(笑)

でもって、現在のHAL東京の学長である鶴保征城さんは、うちの社長がNTTソフトウェアに勤めていた当時のNTTソフトウェアの社長だったりします。

加藤、と言っても誰だか判らないと思うけど
「私をNTTソフトサービスの社長にしてくれ」と言ってきた元気な若いヤツ
って言えば思い出すんじゃないかな?

とのことです。

このように(?)、社長自身はHALと縁があるのですが、採用に関しては縁がないですね。
別に学閥を作りたい訳ではないですが、何故、社長と同じ出身校の人間が会社に居ないのでしょうか??

社長が寂しがっていますので、HALの人、是非とも応募してきて下さい。

2023.01.23

SESなら素人でもできる(ワケがない)

こんにちは、アヴァンティのKRです。

最近、ネット上で「SESなら誰でもできる、未経験でもできる、すぐに採用される」という話をちょくちょく見かけるようになりました。
誰が言い出したのか判りませんが「そんなワケがない」です。
少なくとも、うちの会社では。

SESというのは

システム開発やシステム運用の契約において、労務の提供(雑な言い方をすると作業者の提供)のみで、完成品の納入を必須としない形態

のことを言います。
つまり、SESというのは

この期間、この作業をやって下さい、ただ、契約上は作業の完了は必須ではないです

という契約なので、完成することを要求されて、完成品を納品するまでお金を支払ってもらえない請負契約よりかはとても気が楽です。
あと、仕事をしたからといって「納品できる何らかの完成品が出来上がる訳ではない(何をもってして完了とするのかが定義し辛い)保守運用の仕事」はSESでの契約が多いです。

多分、言葉を切り取って「完了は必須ではない」という部分にフォーカスして、「誰でもできる、未経験でもできる」と言っているのだと思われるのですが、ちょっと考えてみて下さいね。
自分が作業を依頼する側だったとして‥‥

作業を依頼したが、完成しなかった

‥‥とします。
そんな会社や人に、再度、作業を依頼しますか?

二度と依頼しないですよね。

「契約上は」という所がキモで、実際にはSESであろうとも成果、結果が求められます。
作業の依頼であれば、当然ながら、作業が完了することを期待されています。
期待に応えられなければ、次の依頼はないです。

SESって別に「毎日ボーっと座っていればお金が貰える」というものではないですよ。
上述の通り「この期間でこの作業をやって下さい」という契約です。
会社によっては「ボーっと座っているだけで良い」という作業依頼があるのかもしれませんが(あるのか?)、少なくとも、うちの会社にはそんな作業の依頼は来ないです。

インフラの設計をやって
ネットワークの構築をやって
サーバの構築をやって

こういう作業の依頼が来ます。
そして、引き受けたのであれば作業を完遂する必要があり、作業が完了しなければ二度と依頼されることはありません。
そこが、会社の技術力や信頼の差となる訳です。

何をどう考えても、未経験の素人ができる作業内容ではないんですよ。
もし「誰でもできる」と謳っている会社があるとしたら、その会社には何の技術力も期待できないし、信頼して作業を任せることもできないでしょうね。
私はそういう会社とお付き合いしたいとは思わないですし、そういう会社で働こうとも思わないです。
「誰でも良い」し「簡単に雇う」というのは、つまるところ『そういう会社だ』ということです。

これ、誰が言い出したことなのか判りませんが、どういう了見での発言なのか、甚だ疑問です。
素人にはできないから、アヴァンティでは採用後に1年以上かけて教育をおこなっている訳ですが、こういう流言飛語が飛び交うと「誰にでもできて、すぐに雇ってくれるんでしょ?」というナメた態度で採用試験を受けに来る人間が必ず出てくるので、物凄く嫌なんですよね。
IT業界に対する風評被害と言って良いんじゃないでしょうか。

そもそも、そんな「未経験の素人でも良いSESの仕事」があるのなら、私がやるので教えてもらいたいくらいですよ。

2022.11.28

チョイミス?

こんにちは、アヴァンティのKRです。

お昼時、お弁当を食べつつ郵便物をチェックしていた社長曰く
「こんなダイレクトメールが届いたんだけど、メッチャ失礼じゃね?」

見せられた郵便物は会員制リゾートホテルのDMだったのですが、宛名ラベルを手書きしているところまでは良かったのですが、宛名に「様」が書かれていませんでした。
つまり、宛名が

株式会社アヴァンティ
代表取締役 加藤 良祐

となっています。

「どう考えても費用対効果が最悪だから、そんなもんの会員にはならんし、そもそもなれんのだけど、万が一サクセスして物凄いお金持ちになったとしても、その会社の会員にはならんなぁ」

だそうです。

チョイミスなので、そこまで恨みを募らせる(?)ような話ではないと思うんですけどね。

何れにしても、何百万円もする高額な会員を募るDMで宛名ラベルを手書きしておきながら、宛名に「様」を書き忘れるというのは痛恨のミスですね。
こういうミスがありましたよ、と教えてあげたいくらいです。
投函前に再確認しておくべきでしょう。

こういうちょっとしたことでビジネスの機会は失われるんだなと改めて認識させられる出来事でした。
私も結構、チョイミスが多いので、二度、三度とチェックしないといけないなと思った次第です。

2022.09.02

トラストミー

こんにちは、アヴァンティのKRです。

今年も相変わらず、弊社には採用エントリーがありません。
そうかと思えば、またまた業界団体から「採用を継続している企業があったらお知らせ下さい」という連絡が来ていたりと、就職状況がどうなっているのかイマイチよく判りません。

愚痴から始まりましたけれども、しかしまぁ、こうも社会環境が急激に変化していると、就職する方もされる方も翻弄されて大変ですよね。
ついこの前まで、戦後最長の好景気で採用が増えて売り手市場だとか人手不足だとかで騒いでいたと思ったら、新型コロナの流行で採用取り止めだの買い手市場だの人余りだの言われ、そうかと思えばコロナ後を見越して採用拡大だとか言い出したりと、聞いているともう出鱈目で支離滅裂な感じです。
ただ、社会全体が同じ方向を向いて同じ状態になっているという訳ではなく、業界や会社など細かい分野毎に方向性が異なるというだけで、実はこれが正しい状態なのかもしれないなと思ったりもします。

かく言ううちの会社も、世間的にリーマンショックだの新型コロナだのと騒がしい時にも特段、影響を受けているような感じではなかったので、同一業界内でもポジションというか、やっていることによって差があるんだよなというのが実感だったりします。
同じIT業界でも、仕事がないと騒いでいた会社はたくさんありましたからね。

しかし、悲しいのは「好景気だろうが不景気だろうが、うちのような零細企業に就職したいという人はいない」という事ですね。
自分で言うのもなんですが、景気の波に左右されていない10人規模の会社って結構凄いと思うんですけれども。
それなのに、何故、人が来ないのであろうか(苦笑)

さてさて、そんな零細企業でも、新卒採用や中途採用がまったくないという訳ではないです。
そして、来る人がいれば、去る人もいます。

何故そうなるかというと、端的に言えば「ミスマッチ」なんですよね。
何が「ミスマッチ」つまり「合わない」のかと言うと、今風(?)に言うと

リスペクトできない

のが原因なんですよ。
オッサン臭く言うと「信用(信頼)できない」ってことです。

うちの会社って、性善説で成り立っているんですよね
本来なら面倒なことであっても簡単に済ませることができているのは、相手がやるべきことをきちんとやってくれるという信用と信頼が前提になっているからなんですよ
だから、信用できない、信頼できない、という人間とは一緒にやっていけないです
そういう人間が一人でもいると、前提がすべて崩れて仕事が成り立たなくなってしまうから

と誰かが言っていましたが、これが全てなように思います。

会社と社員の間
上司と部下の間
同僚と同僚の間
顧客とアヴァンティの間

どれもすべてお互いへのリスペクト、つまり互いの信用、信頼がないと、関係を続けることはできなくなります。
こうやって文字にすると当たり前のことなんですが、これができない人間が居るんですよね。

そうするとどうなるか?

それが顧客であれば、取り引きできません、ということになります。
それが自社の人間であれば、会社に居てもらう訳にはいきません、ということになります。
至極、単純な話です。

うちの会社は表面的には人間関係が淡白に見えますが、結構、濃厚な関係性を要求されているように感じます。
人それぞれに印象は異なると思うので、あまり安易に例えるべきではないとは思いますが、攻殻機動隊の公安九課とか、Zガンダムのアーガマとかが近いですかね。

その道のプロが、例え相手に対して思う所があったとしても、お互いの能力は認め合っていて、そうして全員が一つの目標に向かって行動する。

まぁ、上述のような命をかけてドンパチする組織(アニメではありますけれども)と同じという訳ではない(彼らはミスがあると死んでしまうけれど、私達はそうではない)にしても、リスペクトできない相手とは一緒にやっていけない、という感覚は同じです。
いわゆる「背中を預けられない」ってヤツですね。

そういうのが好きだ、理想的だ、と思う人には合っている職場だと思います。
こういうのに憧れるという人は、是非、弊社の採用にエントリーしてみて下さい。
ハマる人にはハマる職場だと思います。

2022.06.23

うちはITインフラの会社です

こんにちは、アヴァンティのKRです。

以前、「うちは会社を売却する気なんかないぞ」という話をブログに書きました。
そうすると、ピタリとM&AのDMが来なくなったので、意外とブログって見られているんだなと思ったのですが、またM&AのDMが届くようになりました。

で、その内容が雑過ぎてなんとも言えないんですよね。
「システム受託開発をやっている会社を探しています」
と書いてあるのですが、うちの会社はプログラムの作成(つまりシステム受託開発)なんて一切やっていません。

ITインフラストラクチャー専業の会社

って会社説明にも書いてありますよね。

会社説明を読め! 読んでからメールしろ! アホ!!

と、声を大にして言いたいです。

ITインフラストラクチャーじゃ判らないという人には少し説明しましょうか。
それなりの規模の会社には、社内ネットワークとか、なんちゃらシステムが稼働しているサーバとかが存在していますよね。
会社だけでなく、学校とか病院とかお役所にもそういったネットワークやサーバ、つまり「ITインフラストラクチャー」が絶対に存在しています。
その、ネットワークやサーバを構築する仕事をしている会社なんですよ。
それらに付随して、配線工事とか、機器の設置作業とか、社員が使うパソコンのセットアップなんかもやっています。
会社設立以来、ずっとITインフラの設計や構築をおこなってきました。
ということで、プログラムを作る会社じゃないんです。

何をやっている会社かも判っていないなら
「弊社のクライアントからの依頼で、クライアントのご要望にマッチする企業様に連絡を取っております」
とかDMに書かない方が良いですよ。
うちは、全然、まったく、これっぽっちも「システム受託開発をやっている会社ではないです。

クライアントの要望にかすりもしていないです。
恥を知れ、といったところでしょうか。

これならいっそ、「手当たり次第に連絡しています」と素直に書いた方が注意を惹けると思いますよ。
まぁ、それに対して「言われた側が好感を抱くかどうか」は別問題ですけれども。

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